2013年3月29日金曜日

山口西京ウオーキング協会3月例会(2013年)山口町中の桜めぐり 参加報告

2013年3月24日(日)晴れ、一般向、約10㎞、30名参加。


 一の坂川・香山公園・木戸公園(桂小五郎を祀る木戸神社)・亀山公園を巡る。


お天気と桜の開花が調度良く、楽しくウオーキングが出来ました。
当初予定のJRふれあいウォーク「徳佐枝垂れ桜」がJR山口線のダイヤ改正で中止となり、代案として当ウオークを開催したところ、多くの皆様にご参加いただきありがとう御座いました。
JR船平山駅に会員を貼り付け対応いたしました、恙なく対応できたと報告があり。山口の桜を堪能することが出来たこと、大変ありがとうございました。

大内人形の御出迎え、JR山口駅

【コースタイム】JR山口駅10:16~(駅通り)~一の坂川・千歳橋10:25~西京橋10:27/28~亀山橋10:31~鴻東橋10:33~琴水橋10:35~春日橋10:38~国道9号・新伊勢橋10:41/44~木町橋10:47 ~人丸社 10:49~天花橋10:52~香山公園・瑠璃光寺五重塔10:55/11:11~県庁のお堀端11:17/22~山口大神宮11:24/33~国道9号・県庁西門口交差点11:36~木戸公園11:46/55~国道9号地下道11:57/58~糸米の大ムク11:59/12:01~山大付属小前12:13~亀山公園・サビエル記念聖堂12:15/30~県道・中央地下道12:37/38~えびす橋12:39/45~中村女子高前12:48~JR山口駅12:53。


◇一の坂川・後河原。
1972年(昭和47年)の洪水の後、川を掘り下げで蛍の環境に優しく対応。桜やゲンジボタルの乱舞が楽しめる憩いの場となりました。
亀山橋付近

琴水橋付近

伊勢橋付近

◇香山公園。
瑠璃光寺五重塔は大内義弘の菩提を弔うために建てられた、室町時代の塔です。
瑠璃光寺、国宝五重塔

瑠璃光寺

国宝五重塔

◇県庁のお堀端。
幕末に萩から山口に藩庁が移ってきました。コブハクチョウの住む、お堀端は桜の名所です。
重文・山口県旧庁舎、コブハクチョウ

噴水

旧山口藩庁門

◇木戸公園。
木戸神社は木戸孝允を祀った社。萩から山口に藩庁が移った時、隣接地に木戸孝允が本宅を構え、死後家作を地元民に与えました。地元の人々は大変感謝して、社を建てて孝允の霊を祭りました。
木戸公園

木戸神社

木戸公園


木戸孝允旧宅跡

説明板

◇亀山公園。
萩往還の一の坂や市街が望める高台、幕末の名君 毛利敬親公の銅像が威風堂々としています。平地には、日本に最初にキリスト教をもたらしたフランシスコ・サビエルの偉業を記念した、二つの尖塔があるサビエル記念聖堂があります。
亀山公園

毛利敬親公銅像

商店街を望む

サビエル記念聖堂

キリスト教布教、大内義長の裁可状

キリスト生誕2000年、大聖年の鐘と会員

◇一の坂川・中央(山口中央郵便局そば)。
えびす橋から安倍橋の間は桜の名所。中世の肥中街道の起点は安倍橋、終点は下関市 特牛(こっとい)の肥中(ひじゅう)湊です、対外貿易は大内氏の繁栄の源でした。
えびす橋付近

同上

同上


2013年3月27日水曜日

下関ウオーキング協会3月例会(2013年)梅の花ウオーク 参加報告

2013年3月10日(日)曇り、晴れ 一般向、約14㎞、36名参加。


JR小月駅~旧山陽道~吉田宿~旧山陽道~埴生口峠~JR埴生駅。


JR小月駅から旧山陽道を吉田宿へと進む。木屋川右岸・県道山麓の山道、木屋上から坂道を進み吉田大橋詰の吉田河川公園でトイレ休憩。
吉田大橋を渡り、旧山陽道と分れ、あぜ道を奇兵隊陣屋跡へ。コンビニで休憩後、此処から旧山陽道に戻り、東行橋・吉田の地蔵様を経て東行庵境内で昼食。昼食はご当地名物の「晋作餅」お土産にも求める。東行記念館を見学後に「花の寺 東行庵」を購入。
午後は境内を梅見(昼食時のも梅見)、吉田宿の史跡を観ながら旧山陽道を蓮台寺峠まで、此処で分れ埴生口峠をへてゴールのJR埴生駅。
歩き始めは曇りだったが、晴れとなり気持ちのいい汗をかいた。


【コースタイム】JR小月駅10:45~旧山陽道合流10:48~藤田金物店10:55~庚申塚10:59~小月神社11:02~旧国道石碑11:06~木屋川沿いの県道11:15~旧山陽道の古い道11:27~県道に戻る・木屋下の石地蔵11:27~大乗典の石碑11:34~春日神社鳥居11:40~三界万霊塔11:43~庚申塚11:45~庚申塚11:53~吉田河川公園(トイレ休憩)11:59/12:05~吉田大橋12:06~(あぜ道)~奇兵隊陣屋跡12:17/21~コンビニ(休憩)12:26/41~東行橋12:42~吉田の地蔵様12:44~東行庵・記念館(昼食)12:49/13:17~同「梅見」13:25~晋作の湯前13:26~吉田宰判の勘場跡13:30~奇兵隊史跡・末富家13:33/36~道標「右:上方道、左:萩道」13:37~庚申塚13:41~山陽自動車道地下道13:50~石碑「右:蓮台寺、左:佐川久保」13:52~蓮台寺前13:59~旧山陽道分れ14:01~山陽自動車道地下道14:10~埴生口峠14:13~JR山陽本線下・煉瓦トンネル14:48~JR埴生駅14:51。


◇小月界隈。
庚申塚は文字のくぼみに米二斗が軽く入ると言われる大きさ。小月小学校前の旧国道石碑、旧山陽道の表示あり、旧山陽道と確信して進む。
庚申塚

小月神社


旧国道の石碑・旧山陽道

◇木屋川山麓の旧山陽道。
旧山陽道は山道の高い所を通っている、見晴らしの良い山麓を進む。木屋川などの地形が今と随分違っていたのかな。
県道より高い旧山陽道、手前:木屋川、奥:山陽新幹線

旧山陽道は県道下関美祢線(33号線)に下りる、下に石地蔵

木屋下の石地蔵、行程記に記述

◇木屋上より吉田大橋までは古い道を歩く。
此の当たりの旧山陽道は、「山陽道・歴史の道調査報告書2」では県道下関美祢線(県道33号線)沿いと記述。今回は庚申塚が多くあり、三界万霊塔や御堂もある古くて見晴らしの良い道へと進む。
木屋川が清末藩領と萩藩領の境、番所がありました。
坂道と庚申塚

遠くに山陽新幹線を望む

三界万霊塔

◇奇兵隊陣屋跡。
奇兵隊開闢(かいびゃく、初代)総督・高杉晋作が幕末の近代戦の備えて吉田村諏訪に創設。晋作は開闢と言う言葉が大好きだった。
奇兵隊陣屋跡

騎兵隊士像

説明板

◇吉田の地蔵様。
吉田市尻にある、東行庵には吉田小学校前を南下する。
吉田の地蔵様、隣りに吉田一里塚の説明板

◇東行庵の「梅の花」。
高杉晋作を弔うための庵、初代庵主は梅處尼(ばいしょに)、出家前の名は「おうの」さんです。
東行庵境内案内板

梅の花

梅の花

◇東行記念館に高杉晋作資料。
館内を観てまわる、書籍「花の寺 東行庵」を購入。
東行記念館

高杉晋作の墓

梅處尼(ばいしょに)の墓、側室おうの

◇吉田宿は旧山陽道と赤間関中筋道の交差点。
吉田宰判勘場跡は塀のみを残す、御茶屋は吉田小学校の敷地となり痕跡は無い。宰判勘場(さいばんかんば)は萩藩の行政組織の名称です。
末富家、吉田村庄屋で奇兵隊を物心両面で支えた。高杉晋作の葬儀も末富家が行った。
吉田宰判の勘場跡の塀

奇兵隊史跡 末富家

右:萩道(赤間関街道中道筋)、左:上方道(旧山陽道)


◇旧山陽道を吉田宿から蓮台寺峠まで。
急坂??、汗をかきながらゆっくりと進む。
道標、右:蓮台寺 左:佐川久保

蓮台寺入口

蓮台寺峠で旧山陽道とお別れ

◇埴生口峠からゴールのJR埴生駅。
蓮台寺峠から分れ小路へ、折悪く対向自動車があり暫し待って頂く、最敬礼しました。中国自動車道地下道から県道宇賀山陽線(260号線)を埴生口峠から埴生へ、JR埴生駅近くで近道の煉瓦トンネルを使いゴール。
埴生口峠、下関市から山陽小野田市埴生に入る

JR山陽本線下の古い煉瓦造トンネル

◇お土産の晋作餅と書籍「花の寺 東行庵」。
晋作餅

書籍、花の寺 東行庵