2013年12月31日火曜日

萩カワセミクラブ2013年12月例会 秋吉台家族旅行村探鳥会9,650歩 参加報告


2013年12月8日(日)曇り、21名参加


秋吉台家族旅行村探鳥会


山口県美祢市秋芳町、国定公園の秋吉台や秋芳洞の付近で自然を楽しみながら探鳥。秋吉台家族旅行村の森の中を、山野の鳥観察、オープンデッキで和気あい合いに昼食。午後は付近の厚東川上流の、水鳥の観察をしました。昨年の探鳥会は吹雪で途中で中止しましたが、今年は風の弱い少し薄日の射す絶好のコンデションでした。


秋吉台家族旅行村 レストハウス秋吉台
 
探鳥会風景


【観察できた野鳥 35種」 注:重複は除きました。
①秋吉台家族旅行村。
 ヒヨドリ、カワラヒワ、シメ、アトリ、ホオジロ、マヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、ミヤマホオジロ、イカル、シロハラ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、カシラダカ、トビ、エナガ、コゲラ、キジバト、ツグミ、マミチャジナイ、ハシボソガラス。21種
②厚東川上流。
 コガモ、スズメ、カワセミ、ノスリ、モズ、ダイサギ、アオサギ、オナガガモ、セグロセキレイ、アオジ、キセキレイ、ヒドリガモ、マガモ、カイツブリ。14種



◎秋吉台家族旅行村の探鳥。
 集合の駐車場にはもう一組の探鳥会が集まる、負けない様に探鳥しなくっちゃー。芝生広場にヒヨドリとアトリの群れ、藪の中をエナガが素早く出入り。イノシシがミミズを食べる為に掘り起こした原っぱの上の樹では、群に逸れたイカルが一羽で寂しく鳴いていました。もう一組の探鳥会では、キクイタダキとルリビタキを観察、予想通り地元の方々に負けて仕舞いました。
 昼食は同旅行村のオープンデッキ、先日のお土産「新田原航空祭せんべい」や皆さんが持ち寄ったお菓子などで歓談。隣接のレストハウス秋吉台で、温かい蕎麦を食べた方もいらっしゃいました。
秋吉台家族旅行村、芝生広場

同上、アトリの群れ

同上、群から逸れて鳴くイカル



◎厚東川上流の探鳥。
 午後は旧町役場付近の駐車場に車を置き、数分歩いて河畔に到着。コガモなど水鳥(山野の鳥も)が多い、水浴びをして楽しませてくれた。ホオジロが藪から出たり入ったり警戒しながら草の実を捕食、写真撮影はとても難しかった。
厚東川上流、オナガガモ

コガモ♀の水浴び?

同上、ホオジロの口中に草の実(見えるかな?)





 

2013年12月10日火曜日

新田原エアフェスタ2013&出水麓武家屋敷群の散策など22,648歩



宮崎県の新田原エアフェスタ2013で航空写真、日向灘での野鳥探索。鹿児島県の出水ツル観察センター、出水麓武家屋敷群で歴史散策しました。



☆2013年12月1日(日)曇り、時々雨。
 早朝からシャトルバスに乗り新田原エアフェスタ2013へ、会場が混雑していたので午前中に撤退。探鳥の為に日向灘に向う、干潮の海岸を散々探し周るがお目当てのクロツラヘラサギは発見できずに撤退。宮崎県庁そばの「みやざき物産館」でお土産と本(みやざき歴史の道を行く)を購入。早々と宿に入り大浴場で汗と疲れをながす。

宮崎県庁、東国原知事時代は観光バスが留まり賑やかだった


①新田原エアフェスタ2013。
 航空自衛隊新田原基地・宮崎県新富町に12万人来場、昨年は雨の中の来場者は5万人。来賓は防衛省武田副大臣、新聞によるとオスプレイは来場者に、一定の理解を得られたとの見解。
基地の駐車場は今年も抽選もれ。会場行きのシャトルバスは長蛇の列、帰りのバスの心配で飛行教導隊の展示後に早々と午前中に撤退。

・歓迎アーチとオープニングフライト。
 金属探知機・手荷物検査などで会場になかなか入れず、曇り空で写真撮影(写真は加工しています)。
アーチ

オープニングフライト

同上

・第23教育飛行隊。
 機動飛行離陸時のブレイク連続写真。
F-15

同上

同上

・第301飛行隊。
 部隊開設40周年記念塗装機をメインに撮影。
F-4

同上

同上、40周年記念塗装機

・飛行教導隊。
 鮮やかな機動飛行、もっと天気がよければ・・・。
F-15

同上

同上

・MV-22 オスプレイ VMM-265。
 九州で初めて地上展示、配布パンフレット1,000枚は直ぐに無くなったとのこと。前日に岩国基地から飛来、航空祭終了後に岩国に帰搭したとのことです。飛行写真は午前中に基地を離れ、撮れず誠に残念でした。パンフレット・シールなどゲットしたので良しとします。
オスプレイ

同上

同上、左:配布パンフレット、右:購入のシール&栓抜き


②佐土原・宮崎散策。
 午後の日向灘は干潮、探鳥に出かけるが不調、朝鮮半島から飛来するクロツラヘラサギに出会えず残念。とても美味しかった「キッチンおぐら」で食した物の証拠写真。
チキン南蛮

チャンポン

紙ナプキン




☆2013年12月2日(月)曇り。
 鹿児島県出水市の出水ツル観察センター、鳥インフルエンザ対策のプールを通り駐車場に入る。せっかくスコープ(野鳥観察用望遠鏡)を持って来ましたが、地上から見られずに建物2階から眺める。お腹が空き、肥薩おれんじ鉄道・出水駅で薩摩ブタ定食を食す。腹ごなしに出水麓武家屋敷群を散策して帰路に就く。

出水市観光案内板
鹿児島県観光ポスター「ゆきりん」


①出水ツル観察センター。
 マナズル1,919羽・ナベズル10,628羽・カナダズル4羽・クロズル4羽・ナベクロズル2羽の計12,557羽がいますとボード表示。
山口県周南市にも数羽飛来、傷病ツルを出水から移送して放鳥しています。
出水平野のツル総合案内板

山口県周南市八代に傷病ツルが移送

ツル観察センターのパンフレット


2Fからツルを望む

鳥インフルエンンザ対策の車輛消毒プール


②肥薩おれんじ鉄道・出水駅。
 肥薩おれんじ鉄道株式会社は、熊本・八代~鹿児島・川内の約117㎞を28駅で営業。
出水駅は立派な二階建て、二階はJR九州新幹線。昼食、お土産・駅構内散策を楽しむ。
出水駅

同上、車輛

同上、時刻表


③出水麓武家屋敷群の散策。
 江戸時代の肥後との国境守りの武家屋敷群、大規模な出水麓は薩摩藩の他の麓(下城制度)の雛形になった言われています。公開武家屋敷の税所邸でボランティアさんの説明を受けて観覧、本を二冊購入(出水の旅物語、出水の石碑 石造物)。長閑な重要伝統的建造物保存地区の見て歩き。
出水麓武家屋敷群のパンフレット

同上、案内板

同上、三原小路

鹿児島へ向かう、菱刈街道石柱

宮路邸、NHK大河ドラマ篤姫のロケ地





2013年11月28日木曜日

下見:山口西京ウオーキング協会2014年1月例会 中世の道(嘉川~小郡)ウオーク


2013年11月13日(水)曇り、一般向、約10㎞、下見7名参加。


新春の寺社と中世の山陽道「山の辺の道」を巡ります。
 
 


JR嘉川駅から恵比須神社までの旧山陽道、嘉川八幡宮から品川神社までの中世の山陽道「山の辺の道」。高台の古の寺社を巡りの初詣ウオーク。

中世の山陽道「山の辺の道」、浄福寺付近。右下の小郡平野(運転免許センター)は海でした



【コースタイム】
スタート・JR嘉川駅10:00~JA前右折10:03~(旧山陽道合流)~嘉川支所・大きな地蔵様10:08~恵比須神社・嘉川市10:18/19~(旧山陽道分れ)10:20~旧R2号上嘉川横断歩道橋10:21~明正寺10:22/23~小路左折10:27~正現寺10:28/30~山陽新幹線橋下10:33~嘉川八幡宮10:41/49~一の鳥居10:53~山陽新幹線宮原橋りょう下10:56~萬福寺10:57/11:03~稽古屋公会堂11:05~山陽新幹線地下道11:06~農道合流右折11:10~農道分れ左折11:12~千見折川の橋を右折11:12~(中世の山陽道合流)~山陽新幹線地下道11:15~六地蔵11:17~お大師様前を右折11:21~浄福寺・浄福寺古墳11:23/30~旧R2号合流左折11:31~嘉川赤坂信号機左折11:32~小路右折11:33~山陽新幹線柏崎第2橋りょう下右折11:40~小路カーブミラー左折11:42~弁天池11:47~(中世の山陽道分れ)~品川神社・JAビル前11:53~R9号粟島神社信号右折12:01~粟島神社12:02~旧R2号横断歩道右折12:05~JR山陽本線人道跨線橋12:11~ゴール・JR新山口駅新幹線口12:15。



*以下の参考文献。ふるさと嘉川を歩く、ふるさと小郡 たずねある記 100選。

◇嘉川支所周辺の旧山陽道(江戸時代)。
 恵比須神社の祭神は事代主神でえびす様と呼ばれる。嘉川市は近世山陽道の宿駅として栄えました。本宿の小郡・山中の間にあって半宿、幕末の頃家数が70軒あり、何んとなく昔の街道のふんい気を感じます。
JR嘉川駅

新装なった嘉川支所

支所前の、大きい地蔵様

右:旧R2号、中:旧山陽道、左:ドイツ菓子エーデルシュタイン

旧家

恵比須神社、旧山陽道・嘉川市



◇嘉川八幡宮。
 天平勝宝3年(751)宇佐八幡宮より勧進したと伝えられています。初め高根の宮の尾に祀られていたが、鎌倉時代の正和年間に火災により焼失、それを機に現在地へ遷されました。
 
嘉川八幡宮

同上、説明板
同上




◇萬福寺。
 明治初年まで、八幡宮秋まつりの神事の一部がこの寺で行われていました。
承和7年(840)疫病のため嘉川から庸(よう)として人夫が出ることができませんでした。この釈迦堂の仏像の化身が代りとなって京に行きましたが、その折、仁明天皇のご病気をなおしたという伝説があります。
浄福寺

同上、説明板

同上




◇中世の山陽道「山の辺の道」。
 嘉川市は中世では賀宝(かほ)駅と呼ばれていました。当時は小山が島と間違えるはど海岸線が入り込み、旧R2号の山裾にあったと推定されます。
今川了俊の「道ゆきぶり」には、香河とかや申所にとゞまりぬ、と詠まれています。
赤坂付近

同上、六地蔵


柏崎周辺




◇浄福寺。
 大宝元年(701)役小角が入唐の折、霊夢を感じて庵を建立したことに始まるといわれています。防長風土注進案には八幡宮の別当職として、当時祭儀にたずさわっていたことが書かれています。春、秋の嘉川八十八ヶ所詣りは当寺が宰領役を勤められています。
浄福寺、左:古墳、中:本堂、右:鐘門

同上、説明板

足尾大権現(役行者)




◇弁天池・品川神社・JAビル周辺。
 弁天池は、季節になるとスイレンの花がいっせいに咲きます。奥に小さな社があり弁財天がまつられている。弁財天は七福神の一つとされる女神で音楽に神とも弁舌の神ともいわれる。
左:弁天池、右:JAビル

品川神社

同上、説明板



◇JR新山口駅周辺。
 粟島神社は、婦人病に霊験あらたかとして信仰されている。本社は和歌山県加太町に鎮座する淡島明神。元禄(1688~1703)のころ全国にひろまったという。
JR新山口駅東側の旧小郡機関庫は転車台があり、SLやまぐち号の基地です。

粟島神社
JR山陽本線・人道跨線橋、上:山陽新幹線
JR新山口駅






*宣伝 YSWA2014年1月例会、中世の道(嘉川~小郡) 一般向、約10㎞。
 本番は2014年1月5日(日)集合:9時45分(スタート10時00分)JR山陽本線・嘉川駅。
                  解散:12時30分ごろ JR山陽本線・新山口駅。
                  当日参加受付奮ってご参加ください