2011年1月1日土曜日

 山口西京ウオーキング協会2月例会   萩に坂本龍馬の足跡を訪ねて      10㎞、一般向き。

 坂本龍馬は脱藩(文久2年3月24日)の二カ月前(西暦1862年・文久2年1月14~23日)に土佐勤皇党首・武市半平太の書簡を携えて萩に久坂玄瑞(注:日記に記載)を訪ねた

【日時・集合場所】 2011年2月27日(日)。
   萩市役所玄関まえ 10時20分集合(防長バス萩バスセンター 徒歩10分)。 
【スタート時間】 萩市役所玄関まえ(駐車場) 10時30分。   
【ゴール予定】  防長バス萩バスセンター    12時30分ごろ(後に各自で昼食)。
【参加費用】   300円(傷害保険代)。     【弁当販売】 なし(昼ごろ解散)
【コ ー ス】  萩市役所~明倫館・文武修行館~橋本橋~金谷神社・萩往還の大木戸(関所)跡~JR萩駅(鉄道の父、長州ファイブの井上 勝・資料館)~橋本川バードウオッチング~橋本橋~水辺の遊歩道~久坂玄瑞旧宅跡~城東橋~高杉晋作生誕地~菊屋家住宅~萩往還起点の唐樋高札場(復元新設)~防長バス萩バスセンター。
【交通】 山陽本線・下関駅 7:09 ~ 宇部駅 7:59 ~ 新山口駅 8:22。
      山陽本線・柳井駅 6:42 ~ 徳山駅 7:26 ~ 防府駅 7:52 ~ 新山口駅 8:09。
      宇部線・宇部新川駅 6:50 ~ 草江駅 7:00 ~ 新山口駅 7:54。
      山口線・山口駅 7:58 ~ 湯田温泉駅 8:01 ~ 新山口駅 8:21。
      *往路:防長バス・新山口駅新幹線口 8:30 ~萩バスセンター 9:58。
      *復路:防長バス・萩バスセンター 13:42 ~ 新山口駅新幹線口 14:49。
       (バス片道料金 ¥1,970円)。
【備考】 解散後各自で昼食(復路のバスまで1時間の余裕)。

注:久坂玄随・日記の江月齋日乗(久坂玄随全集 福本義亮編)に萩での坂本龍   馬の行動が記載。(通説では説得されて脱藩したとされている)

☆江月齋日乗龍馬・関連抜粋(西暦1862年・文久二年一月)本は縦書き。
 ・十三日 晴、      記述なし (風邪で寝ていて、会えなかったとの説あり)。
 ・十四日 翳、 土州坂本龍馬携武市書翰來訪托松洞、夜前街の逆旅に宿せし
           む。             
 ・十五日 晴、 龍馬來話、午後文武修行館へ遣はす。
 ・十六日 晴、 佐世、寺島、松洞來る。
 ・十七日 晴、 訪土人薩人、是日山根、吉松、大樂などの所に蔘る。
 ・十八日 夜雨、 風邪にて引籠。
 ・十九日 大雪、 風邪、眞五、松洞など來。
 ・二十日 雨、  風邪、中谷賓卿來宿、松洞、寺島など來る。
 ・二十一日 晴、 土人の寓する修行館を訪、是之日訪薩人中谷と同行。
 ・二十二日  -  昨夜より風邪に付裰臥。
 ・二十三日 晴、 是日を以土州人去、午後訪薩人。
 
*2月例会の実施報告はこの下のコメント1と2欄に掲載しました。

2 件のコメント:

  1. 2月例会実施報告(1/2)2011年2月27日(日)曇り、45名参加。

    NHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響か多くの人と遠方の岩国市や下関市・北九州市からの参加が有りました。
    萩での龍馬の廻ったあろう場所と関係のあった人物の文武修行館(宿)跡・関所の大木戸跡・萩往還起点の唐樋高札場と久坂玄瑞・高杉晋作など訪ねました。
    遠隔地であり、又食事時間の制約で殆どウオーキングだけで歴史説明が出来なくて申し訳ありませんでした、後述でインターネットと書籍を紹介しますので興味のある方は見て下さい。
    ㈳萩市観光協会の萩美人さんから多数いただいた「2011冬のぶらり萩あるきパスポート」クーポン券付きをウオーキング終了後に昼食や観光に活用しました。

    *観光・歴史の参考資料。
    ①㈳萩市観光協会インターネット、(JR萩駅傍)。
    公式サイト「ぶらり萩あるき」http://www.hagishi.com
    みどころ・食事・陶芸品・祭り・季節の話題・宿など。
    ②書籍:萩の史談雑録、松本二郎、萩市郷土博物館友の会。
    幕末の萩。萩での龍馬関連で久坂玄日記の江月齋日乗を現代記述、宿泊した文武修行館の解説など。

    【コースタイム】萩市役所・市民館10:33~文武修行館(宿)跡10:36~明倫館・有備館10:38/40~敬身堂石碑10:48~藍場川10:52~橋本橋10:55~金谷神社・萩往還大木戸跡11:02~JR萩駅(井上勝資料館)・萩市観光協会11:08~大照院前11:17~橋本川バードウオッチング11:19~橋本橋11:32~水辺の遊歩道11:36~河添河川公園(トイレ休憩)11:48/58~久坂玄瑞誕生地12:08~平安橋12:15~高杉晋作立志像・生誕地12:22~菊屋家住宅12:24~唐樋高札場(復元新設)・萩往還起点12:35/40記念写真後解散。

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  2.  (2/2)コメント1の継き。
    【萩の史談雑録、松本二郎著の龍馬関連抜粋】
      久坂玄瑞日記の江月齋日乗の現代訳。
    十四日曇 土州坂本龍馬、武市の書簡を携えて来訪。松洞(松浦)に託して夜、前街の逆旅(松本前町の宿屋)に宿せしむ。
    十五日晴 龍馬来話す。午后文武修行館へ遣わす。この日佐世(八十朗)、中谷(正亮)、寺島(忠三朗)、岡部(富太郎)、松洞(松浦)ら来る。藁束を切る。この日詩経休む。坂本生などの周旋も之あるを以てなり。夜寺島と薩人を訪い夜半家に帰る。薩人は田上藤七と申す男にこれあり。十四日夜は鈴木旅館に泊まったが、十五日には久坂の配慮によって、他国修行者宿に移った。なお友人数名が集まって「ワラ束を切る」とある。テレビ「龍馬は行く」の中でワラ束を切る場面が場面があったが、あの出所は久坂のこの日記である。
    他国文武修行者宿は、現在跡形もないが、萩裁判所の(道路を隔てて)西側にあった藩設の宿屋である。
     日記の続き。
    二十一日晴 土人(坂本)の寓する修行館を訪う。中谷と同行。
    二十三日晴 この日を以って土州人去る。
     之によると、坂本は一月二十三日に萩を出発したからその滞萩期間は九日間、来萩の名義も剣術修行とあるから、必ず明倫館武道場で試合をした事もあったと思われるが、史料はなく伝説程度に過ぎない。

    出典の改訂増補 萩の史談雑録は数年前に萩市堀内の萩博物館で購入しました。幕末期の萩藩の様々な記述があります、興味のある方は購入され熟読される事をお勧めします。

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